梅雨空

君と出会った雨は
緑の午後の静寂
僕は言葉を探して
君を見つめていた

君と歩いた雨は
緋い夕刻の寂寞
僕は寂しさを隠して
君の手を引いていた

君と過ごした雨は
暗闇の夜の茫洋
僕は温もりを求めて
君に寄り添っていた

それが雨の思い出
梅雨空を見ていた頃



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