今にも泣き出しそうな空

深く深く
秋が沈みこみ
悲しいほど澄んだ水面に
枯れ葉が踊っている
今にも泣き出しそうな空
あの時と同じ冬の空

蒼く蒼く
雲が流れゆき
寂しいほど紅い夕日に
木枯らしが叫んでいる
今にも泣き出しそうな空
あの時と同じ日曜の午後

あれからどこに行って
何をしたのかは憶えていない
確かに君と一緒に
こんな景色を過ごしたはずだ

今にも泣き出しそうな空だった
それでも君と一緒だった
冬のことさえ
考えていなかった

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