梅雨空

あの頃は せまい板張りの部屋から やっと見える梅雨空を眺めて ため息ばかりついていた もうすぐ夏が来る あの時は せまい窓の向こうに きっと見える未来をみつめて 湿った風を感じていた もうすぐ夏になる 若さだけが 無知で気づかないことだけが 僕の強さだったのだと思う 雨の音さえ怖くなかった あの頃の梅…
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かげろう

季節が三度変わったから 少しだけ大人の心になりました 命の気持ちやため息が 少しだけでも わかるようになりました 時間が歩いて行ったから 少しだけ優しい心になりました 緑の風や木漏れ日が 少しだけでも 聞こえるようになりました かげろうみたいに ちっともちっとも わからない あなたの心が…
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生きるコツ

忘れてもいいことは さっさと忘れてしまおう 思い出しても仕方がないことは 記憶の彼方に捨ててしまおう どうしようもないことをくよくよ考えても どうしようもないことなんだから そういうことにやっと気がついて 少しだけホッとしている自分がいる そうやって 心を軽くして 少しでも 自分を休ませてやろう それ…
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蒼い雨

六月の空の彼方に たくましい雨雲が生まれて 待ちかねた命たちを 包み込む蒼い雨 梅雨空の山の彼方に 優しい木漏れ日が射して 光立つ木々の木霊に 呼びかける蒼い雨 もうすぐ梅雨が開けるから さあ 今のうちに 灼熱の太陽に負けないように 降り注ぐ蒼い雨 いろんなことがあるかも知れないけれど きっと君のた…
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せめて君のために

初夏の風が ここちよい午後のひとときを 今でも連れて来きてくれるから せめて君のことを思い出していよう 初夏の色が 鮮やかな午後の日差しを 今でも映してくれるのだから せめて君のことを考えていよう 今でも待っていてくれるのかい 今でも涙を見せないのかい それからさよならと言って 歩いて行くのかい それ…
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