テーマ:ソネット

夏の終わり

どんな色かを聞かれたらたぶん青だというでしょう夏の終わりの青の色 どんなものより色あせて どんな音かを聞かれたらたぶん雨だというでしょう夏の終わりの雨の音どんなことより悲しくて あれほどの夏が燃えつき消えて行くまるでそうひとの心の絵のように たそがれの雲の切れ間にあかね雲夏の終わりのことでしょう
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かげろう

季節が三度変わったから 少しだけ大人の心になりました 命の気持ちやため息が 少しだけでも わかるようになりました 時間が歩いて行ったから 少しだけ優しい心になりました 緑の風や木漏れ日が 少しだけでも 聞こえるようになりました かげろうみたいに ちっともちっとも わからない あなたの心が…
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蒼い雨

六月の空の彼方に たくましい雨雲が生まれて 待ちかねた命たちを 包み込む蒼い雨 梅雨空の山の彼方に 優しい木漏れ日が射して 光立つ木々の木霊に 呼びかける蒼い雨 もうすぐ梅雨が開けるから さあ 今のうちに 灼熱の太陽に負けないように 降り注ぐ蒼い雨 いろんなことがあるかも知れないけれど きっと君のた…
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せめて君のために

初夏の風が ここちよい午後のひとときを 今でも連れて来きてくれるから せめて君のことを思い出していよう 初夏の色が 鮮やかな午後の日差しを 今でも映してくれるのだから せめて君のことを考えていよう 今でも待っていてくれるのかい 今でも涙を見せないのかい それからさよならと言って 歩いて行くのかい それ…
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五月雨

僕が今日までの間 いただいてきた命たちには 本当に申し訳ないけれど 僕をこれまでの間 生かしてくれていた命たちのことは 絶対に忘れないけれど どうやらそれらのすべてを 返すときがやってきたようだ いよいよやってきたようだ ありがとう命たち めぐりきてくれた命たち たくさんの命たち 今度は君たちのた…
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白い夢

白い光の中だった 夏の景色の夢だった 確かに君がそばにいた そんな静かな午後だった 青い日差しの午後だった 夏の水辺の影だった 確かに君の声がした こんなまぶしい午後だった あなたにずっとあいたくて あなたを何度も思いだし 楽しい夏を思いだし それは悲しい夏の夢 それはせつない白い夢 真夏の午後の白…
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きりぎりす

現在(いま)を嘆き 過去を悔いても 未来は変わらない 遅すぎたんだよ 空がすっかり茜色 一番星に手がとどく 今日が静かに暮れていく 何もしないで暮れていく 僕はすっかりたそがれて 道の向こうが見えてきた 僕が静かに暮れていく 何もできずに暮れていく 大切なことに背を向けて 楽しく生きてきたはずだから
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春の訪れ

友だちが去って行く 仲間たちも行ってしまう それでも 春はやってくる 母が去って逝った 父も去って逝く それでも 春はあたたかい 四月になれば 駆け足の毎日が始まるので そんなこと考えなくなる 考えてなんかいられなくなる 少しだけもの悲しい 春の訪れ
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それから

それから 春になりました あなたのことが遠くなり 小さな花が咲きました それから 雨が降りました あなたの声が聞きたくて 窓辺にそっと置きました 春の陽ざしが優しくて 春の匂いが苦しくて 春の命がはかなくて 無理して笑顔になりました それから春になりました それでも春になりました …
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幸せについて

小さな命を拾ったのは 木枯らしが泣いていた日曜の夜 小さな命が消えそうだったから 小さな命が泣いていたから 小さな命を抱き上げたのは 真冬の雨が凍えていた日曜の夜 小さな命が呼んでいたから 小さな命に出会ったから こんな僕にもできることがある こんな僕さえできることがある 幸せについて 小さな命が僕のそ…
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君の笑顔が好きだから

君の笑顔が見たいから 僕はピエロのままでいい どんなことでもかまわない 君の願いをかなえたい 君の笑顔が好きだから 僕はいつでも駆けつける どんなときでもかまわない 君の電話を待っている 一緒に歩いているからね いつでもそばにいるからね 困った時には振り向いて 僕を呼んでもいいからね 君を大事にす…
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秋の夕暮れ

雨上がり 秋の夕暮れ 待ちきれず 仕事を終える 帰り道 髪を整え 振り返り 空を見上げる あかね雲 秋のたそがれ 君はいま 誰と見ている 雨上がり秋の夕暮れ 明日はもう秋の休日 青春小僧が泣いている /夕暮れは雨上がり /イマココカラ (初回生産限定盤A CD+DVD) [ モーニング娘。'15…
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だから 秋

行くあてもなく まっすぐな道を 何となく歩き始めた 戻る気もなく まっすぐな道を 何となく振り返った だから 秋 悲しい秋 降り止まない雨が 夜を迎える だから 秋 寂しい秋 降り始めた雨が 夜を見送る パンツ S/M/L/LL/3L/4Lサイズ しっとりやわらか素材で秋冬らしい季節…
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夏の終演

紅い 朱い 茜い夕暮れ 振り向くのをやめたのは 少しだけ人恋しかったから 青い 蒼い 碧い夕暮れ 歩くのをやめたのは 少しだけ疲れてしまったから 「もう夏も終わりだから」 「終わりだから?」 「まだ夏は終わらないから」 「終わらないから?」 トボトボと帰り道 赤とんぼと帰る道 …
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きっとこの景色は ずっと探していた夏 青と白だけの空 きっとこの景色は ずっと願っていた夏 光と影だけの午後 波の声 海の匂い それから まぶしい汗 蝉の声 朝の匂い それから 白いポロシャツ
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梅雨夜

あのときも 週末の夜が雨だったので 板張りの部屋で独り 女を探していた あのときは 六月の夜が雨だったので プラスチックの窓辺で独り 女を思っていた 雨の夜が嫌いだった 独りぼっちが嫌だった カビ臭い部屋が苦しかった 僕は女が欲しかった あのときのことを思い出す あのときの夜が歩き出す
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優しい雨

それは雨 優しい雨 幸せの景色を 思い出す雨 それは雨 悲しい雨 緑色の空を 振り返る雨 逆らうことも 立ち上がることも それから 守りぬくことさえしなかった それは雨 紫陽花の雨
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木漏れ日

君にまた会えるとは 思っても見なかった 初夏の木漏れ日の中に あの頃の君がいた 君とまた話せるなんて 考えてもいなかった 緑色の木漏れ日の中で あの頃の君を見た 神様のいたずら それとも贈り物 僕はこれから どうすればいいのかわからない 僕は今でも どうしたらいいのかわからない
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君だけの春

君を忘れようとして 何度もここを訪れたけど とても切なくて ただそれだけのことでした 君以外の人と 何度かここを訪れたけど とても虚しくて ただそれだけのことでした 海峡の春 桜色の風 それから 君と歩いた道 僕が届けたい春 君だけの春
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いつの間にか春

いつのまにか サクラが咲きました 空がまぶしくなりました いつのまにか 窓をあけました 風が優しくなりました いつのまにか サヨナラを言いました 心がぽっかり空きました いつの間にか 一人になりました お部屋が広くなりました いつの間にか春 それぞれの春です
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春爛漫

春の陽ざしのようで 緑色の風のようで こんなに穏やかな心が蘇る 週末の夜のようで 雨上がりの午後のようで こんなに安らかな時間が蘇る 忙しくて心を亡くしていたから 歩くだけで疲れきっていたんだ 僕は今 誰よりも優しくなれるから 苦しくて心が壊れそうだったから 生きるだけで精一杯だったんだ 僕は今 誰…
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春の山に漂うのは

春の山に漂うのは きっと生きものたちだ 冬の間に凍えつきた 命の匂いだ 春の山に漂うのは きっと生きものたちだ 凍土から出られなかった 魂の匂いだ やっと雪が融ける やっと召されていく やっと春に昇っていく 春の山に漂うのは きっと生きものたちだ やっと春がくる
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すべてが終わった夜

すべてが終わった夜 春の夜ふかしのような ここちよい時間に浸っている すべてが終わった夜 春の陽ざしのような 暖かい明日を思っている ああ こんなときがやってくる ああ こんなときが歩き出す すべてが終わった夜 春の夜 思い出に触れてもいいですか 優しく触れてもいいですか
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四季訪

春にも雨がふるように 秋にもきっと花がさく こんなに今が虚ろでも 明日という日がきっとくる 夏にも夜がくるように 冬にもきっと朝がくる どんなに今が辛くても 明日という日はやってくる 人には過去があるように 人には未来がきっとある どんなに今を嘆いても 明日という日を生きていく 明日に向かって歩き出せ…
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南回帰線

きっと今ごろ 太陽は南回帰線に到達し それからゆっくりと 春に向かって歩き始めている きっと今ごろ 僕たちはオリオンを見上げて それから一歩ずつ 春を想って歩き続けている 時に流れは 何かを忘れさせてくれる 時の流れが 微かな光を見せてくれる 一歩ずつ歩いていこう 一歩ずつ進んでいこう
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あなたに

いつもあなたのそばにいた あなたのことを考えて 一緒に泣いたり笑ったり 緑の午後を過ごしたり いつもあなたと歩いてた あなたのことが好きだった 二人で話した夏の旅 いつか叶うと信じてた 青い季節が来るたびに あなたのことを思い出す 優しい雨の日曜日 赤い夕日を見るたびに あなたのことを思ってる 今も…
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月夜

静かな秋の夜でした きれいな月がありました 澄んだ夜空を照らします 静かな秋の夜でした 静かな秋の夜でした 大きな月がありました 澄んだ川面に映ります 静かな秋の夜でした 僕は一人が好きでした いつも夜空を見上げてた 静かに息を吐きました 僕は誰にも愛されず いつも月夜を待っていた 月夜にできる影で…
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彼岸花

あなたのことを考えて いつも笑顔をつくります 歩き始めたあの頃を 心の糧にするために あなたのことを思っては いつも涙をがまんする 走り始めたあの時を 心に決めたこれからを 秋の訪れ赤とんぼ 入り陽に映える彼岸花 ひとりぼっちの秋の暮れ 稲の匂いと秋祭り たそがれせまる彼岸花 あなた恋しい秋の暮れ
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八月の詩

夏に向かって ようやく加速し始めた恋心が 少しだけ失速して 気持ちが続かなくなってくる 梅雨が明けて ようやく燃え始めた恋心は 少しだけ煩わしくて 気持ちが折れそうになる 八月はきっとそんな季節 待ち続けることだけでは 君の思いは伝わらない 八月はたぶんそんな季節 偶然に頼るだけでは 君の心に響かない
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最後の夏

海よりも青い空に 雲が走っていく 走っていく 夜よりも暗い空を 風が駆け抜ける 駆け抜ける あと一歩が踏み出せなくて ため息ばかりの蝉時雨 きっとこれが最後の夏 君といる最後の夏 あと少しの勇気がなくて 後悔ばかりの赤とんぼ きっとこれが最後の夏 君がいる最後の夏
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