テーマ:人間

「忘却」

人は忘却する 悲しいこと辛いこと 嫌なことせつないこと そうしてやっと生きていく 僕は忘却した 君がくれた思い出 嬉しくてときめいた日々を そうやってやっと生きていた 忘却 忘れ去ること そして二度と思い出さないこと 思い出せないこと 人は忘却する そうやって立ち上がっていく
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「春の願い」

春は願っていた 多くの笑顔に会えることを それから君が 安心することを 春は思っていた 多くの命を輝かせようと それから君が 元気になることを 自分にできることを 一生懸命にやってみよう 誰かのために 何ができるか考えよう 春は祈っていた 多くの人が幸せになれることを
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「春を迎える」

春を迎えるのはいいことかい 春を迎えるのはいいこと たぶん たくさんの人が元気になるから 春を迎えるのは楽しいことかい 春を迎えるのは楽しいこと たぶん たくさんの思いが溢れてくるから 春を迎えるのはどんなことだい 春を迎えるのは悲しいこと たぶん 大切な人は遠くに行ってしまうから それでも春を迎える…
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「雨の日曜日 夕刻」

この道はいつものさみしい雨 それでもの夕刻の空は明るくて 早春の気配を漂わせる 僕は東に向かっている この町はいつもの悲しい雨 それでも人々は明かりを灯し 早春の夕暮れを受け入れる 僕は家路を急いでいる この時はいつもの空しい雨 それでも夕闇が迫ってくると 早春を暗示する大粒の雨が降る 僕は不安でいっぱ…
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「ささやかな幸せ」

明日は休日という深夜 ラジオから流れる異国の歌 夜更かしをしてやろう ささやかな幸せ 少し離れた町に買い物に行く 小さな車でトコトコと出かけよう 君を誘って缶コーヒーを飲みながら ささやかな幸せ 今日は雨降りで何もできないから 静かに本でも読んで過ごそう 暖かい部屋で雨音を聞く ささやかな幸せ 僕は明…
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「心の勝手」

いいことが二つあったって たった一つ悪いことがあったら きっと僕は思うだろう 今日は悪い日だったなあ 二つも三つも褒められて たった一つ注意されたら きっと僕は言うだろう あいつは嫌なヤツだなあ どんなに優しくされたって どんなに良いことあったって そのありがたさに気づかない だから神様あきれてる 治…
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「自分の心が」

いつも何かに悩んでいる いつも何かに困っている それは本当に深刻なこと? 自分の心が思うだけ みんなと一緒じゃないと嫌 誰かに一緒にいてほしい それは本当に必要なこと? 自分は自分であればいい 毎日毎日同じこと 平凡飽き飽きつまらない それは本当にダメなこと? 普通のことほど難しい 出世も未来も閉ざさ…
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「思考回路」

明日のことを考えると憂鬱になる 今日のことを考えると面倒になる 昨日のことを考える恥ずかしくなる あのときのことを考えると悔しくなる 未来のことを考えると不安になる 今のことを考えると残念だと思う 過去のことを考えると後悔ばかりだ 両親のことを考えると悲しくになる 子どものことを考えると心配になる 妻のこと…
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「夕日の色」

夕日の色は何色だろう 夕日の色は心の色 惜別を思うかなしみの色 二度と会えない人がいる 夕日の色は何色だろう 夕日の色は明日の色 負けてたまるかという決意の色 明日もこの夕日に感動して見せる やがて夕日が沈みこの景色が消失する 夜の闇が情景を飲み込んでいく それでも星がまたたき始める それからまた朝がやって…
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「ドレスダウン」

究極のオシャレとは ドレスダウンだと聞いたことがある ブレスレットをするとしたら 今付けている腕時計を外すとか ようするに重ねないこと シンプルでいること ピアスとイアリングを一緒にすると変だろう それがドレスダウン 僕はいろんなことを重ね着して ついには身動きがとれなくなってきた 気持ちが続かない あれこれが…
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「ある葬儀」

秋の山村は 夕方から雨だった お寺に灯りがついて 人々が集まった 秋の山村は 激しい雨だった 思い出を背負って 人々が集まった 雨の山村に 読経が始まった 雨から涼風がやってきた スズムシが鳴き始めた 秋の山村から また誰かがいなくなった
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「願い」

一番かなえてほしいこと あの頃あの日に戻りたい 君と一緒に越してきた あの頃あの日に戻りたい 一番おぼえていたいこと あの頃一緒に暮らすこと 一つ一つの箱を開け 荷物を並べた二人して 一番忘れていたいこと あの頃二人が生きたこと 夢と希望が挫折して それでも一緒にいた二人 一番悲しい出来事は 二人で…
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「カウントダウン」転居の日

8月29日転居の日 僕は最後の荷物を出して 部屋の掃除をした 人は不思議なもの 人の心は不可解なもの 説明しろと言われても 自分にだってわからない 人は不思議なもの 失うものに心を惹かれる 悲しもうとする 未練を残してみようとする 人の心は不可解なもの 辛くて苦しい思い出に 心を惹かれて思い…
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「葬儀」

夏の終わるころ 母親の命の糸が切れた その晩は激しい風雨だった 家族はどうしているだろうか 悲しいのは亡くなった母親か 悲しいのは残された幼子か いえいえそうではありません 悲しいにはここに集う心たちです 生きることは苦しむこと 悲しみに出会うこと 悲しいことに触れてしまうこと 悲しい事実を知ってしまうこと…
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「優しい夏」

盆が開けて ずっと雨模様だ 肌寒い曇天で ときおり狂ったように雨が降る 盆が開けて ずっと夏を忘れていた 忙しい毎日で ときおり9月を考えたりする 今年の夏は優しい夏 天候が夏の未練を断ち切ってくれる 今年の夏は優しい夏 まったく晩夏のさみしさを感じない いつもなら残暑の中で 夏の終わりを許せないで…
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「送り火」

嫌なことがあった 苦しいこともあった 寂しいことも悲しいこともあった それでも生きていた 嬉しいことがあった 楽しいこともあった 夢や希望を抱いて 懸命に生きてきた 家族がいた 父の笑顔があり母の優しさがあった 祖母の暖かさに触れ 祖父のたくましさに憧れた 人々は先祖を思い 自分の存在に感謝する …
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「心を楽に」

心を楽にしてみよう 自分も楽をしてみよう 少しサボってみるだけで ずいぶん心が楽になる 心に少し休憩を 心はずっと眠れない いろんなことを考えて ついには自分がパンクする 無理して無理してがんばって それがいったい何になる それはいったい誰のため それをいったい誰が知る いちばん大事な生き方は ゆっ…
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「やさしいあなた」

ある日あなたと巡り会い 小さな恋が始まると あなたのことだけ考える あなたにやさしくできるとき それから恋は愛になり 毎日ときめく日を過ごす 何をしてても楽しくて 一緒にいれば幸せで 最初は小さなきっかけが 二人の間に溝つくる だんだんそれが広がって やさしくできないときがくる だんだんそれがあたりま…
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「誰だって」

誰だって 始まりは優しくなれる 誰だって 自分よりも大切にする 誰だって 始まりはここちいい 誰だって 自分ががまんする 一緒にいると 大切なことが見えなくなる 一緒にいると 大事なことを忘れてしまう 誰だって そんなことを考える
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「夏休み」

毎日毎日待ちわびた もうすぐ楽しい夏休み 海だキャンプだ夏祭り 楽しいことだけ考える 毎日毎日楽しくて 遊んでばかりの夏休み 早起きラジオ体操に 午後からプールにかき氷 夏の匂いを思い切り 吸い込み裸足で駆ける日々 いつまで続く夏休み 終わりが来るなど思えずに 昔は素直に喜べた 毎日ワクワク夏休み …
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「儚」

よく憶えておきなさい この感覚を それからずっと先に 思い出すのです よく憶えておきなさい このぬくもりを これから苦しいときに 思い出すのです よく憶えておきなさい この声を この肌を この思い出を いつか辛い目にあってくじけそうなとき きっとあなたを守ってくれるのです
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「二年ぶりの君は」

二年ぶりの君は 輝いていた 自分の力で たくましく生きていた 二年ぶりの君は まぶしかった 自分の道を 凛々しく歩いていた 泣き虫だった かよわい姿だった そんな面影が どこかに残っていた 二年前の君を 少しだけ思い出した
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「天才を死に追いやるのは」

天才を死に追いやるのは たぶん僕のような凡人だ 天才を死に追いやることは 社会的な損失だ 天才を死に追いやるなんて 僕には想像もつかないことだ たとえば僕が ただ何となく生きていて 偶然な思いつきで出かけたとしよう それから僕は 地下鉄に乗って 偶然空いていた座席に座ったとしよう 僕の前に立っ…
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「卑しき猛獣」

今ここに 遠くの空を見つめている若者がいて 視線の先に ただぼんやりと 雲が流れていた 寂しい目 負け犬の目 力なくいうつろな 大切な恋を失った目 悲しい目 投げやりな目 思い出にすがりつく 絶望と卑しさの目 それでも若者は じっと空を、雲をにらみつけ 負けてたまるか 砕けてたまるかと 精一…
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「復活」

壮絶な仕事だと思った そんな仕事をしてみたいと思っていた 今は 失恋の痛手など 引きずっている場合ではない 自分に言い聞かせた 復活 長い休止期は終わりだ 人は幸せなときには 必死になんてなれない なれるはずがない 不幸だから できることがある 不幸になったから 踏み出せることがある   …
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「お父さんの日」

仕事でよくあることだけど どうしてそんなにがんばれる 悪くもないのに頭下げ 一生懸命やり遂げる 時には上司が大馬鹿で 足を引っ張る手柄取る 残業理不尽手当なし それでもどうしてがんばれる 家庭に帰れば居場所ない 奥さん稼ぎに不満言う 子どもも十分親離れ 風呂に入って寝るだけか お酒も高くてちびちびと …
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「毎日一週間」

月曜日 はじまった ちょっと気が重い 火曜日 まだ遠い 体が目覚めてきた 水曜日 ど真ん中 けっこういい調子 木曜日 もうちょっと 少し疲れ気味 金曜日 やっと来た 今日は無理が効く 土曜日 日曜日 あっという間に終わっていく 毎日一週間 誰でも同じかな
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「黒の残響~miracle~」

「おつかれさまでした。久しぶりに会えて嬉しかった。」 どういう意味だ どうだろう どう受け取ればいいものか 返信しても大丈夫? それともただのご挨拶? 悩みに悩んで悩みぬき 結局素直に受け取った 恥をかいても仕方ない 結局返信することに 無難な文を選びぬき 無難に送る卑怯者 それでもいいから会いたく…
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「明日は休日」

僕が今まで生きてきて 何より輝くこの言葉 きっと誰でも嬉しくて ビールで乾杯したくなる 今夜は何をしたらいい? 何もしなくで大丈夫 早めに布団で読書など? いえいえ寝るのがもったいない 明日は何して過ごそうか そう考えるだけで嬉しくて 掃除洗濯片付けを 今夜のうちにしたくなる 「明日は休日」いい言葉 …
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「いいことがあると」

いいことがあると一日が楽しくなる 楽しくなると機嫌ががよくなる 機嫌がいいと人に優しくなる 優しくなると誰からも好かれるようになる そうしたらきっといいことがふえるだろう 悪いことがあると憂鬱になる 憂鬱になると不機嫌になる 不機嫌だと何もかも面白くない だから誰かに八つ当たりして嫌われる そうしたらもっともっと悪…
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