東京

東京にいきました電車がいつも満員で次から次へと着きました 東京にいきましたホテルがとても高層でエレベーターを待ちました 夜景が続く街でした何でもあって華やかでおしゃれできれいな人ばかりおしゃれできれいなとこばかり それでも僕が東京に住むのはきっと無理でしょう身体も心も疲れ果て帰る日だけを待ちました
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梅雨空

あの頃は せまい板張りの部屋から やっと見える梅雨空を眺めて ため息ばかりついていた もうすぐ夏が来る あの時は せまい窓の向こうに きっと見える未来をみつめて 湿った風を感じていた もうすぐ夏になる 若さだけが 無知で気づかないことだけが 僕の強さだったのだと思う 雨の音さえ怖くなかった あの頃の梅…
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かげろう

季節が三度変わったから 少しだけ大人の心になりました 命の気持ちやため息が 少しだけでも わかるようになりました 時間が歩いて行ったから 少しだけ優しい心になりました 緑の風や木漏れ日が 少しだけでも 聞こえるようになりました かげろうみたいに ちっともちっとも わからない あなたの心が…
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生きるコツ

忘れてもいいことは さっさと忘れてしまおう 思い出しても仕方がないことは 記憶の彼方に捨ててしまおう どうしようもないことをくよくよ考えても どうしようもないことなんだから そういうことにやっと気がついて 少しだけホッとしている自分がいる そうやって 心を軽くして 少しでも 自分を休ませてやろう それ…
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蒼い雨

六月の空の彼方に たくましい雨雲が生まれて 待ちかねた命たちを 包み込む蒼い雨 梅雨空の山の彼方に 優しい木漏れ日が射して 光立つ木々の木霊に 呼びかける蒼い雨 もうすぐ梅雨が開けるから さあ 今のうちに 灼熱の太陽に負けないように 降り注ぐ蒼い雨 いろんなことがあるかも知れないけれど きっと君のた…
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せめて君のために

初夏の風が ここちよい午後のひとときを 今でも連れて来きてくれるから せめて君のことを思い出していよう 初夏の色が 鮮やかな午後の日差しを 今でも映してくれるのだから せめて君のことを考えていよう 今でも待っていてくれるのかい 今でも涙を見せないのかい それからさよならと言って 歩いて行くのかい それ…
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五月雨

僕が今日までの間 いただいてきた命たちには 本当に申し訳ないけれど 僕をこれまでの間 生かしてくれていた命たちのことは 絶対に忘れないけれど どうやらそれらのすべてを 返すときがやってきたようだ いよいよやってきたようだ ありがとう命たち めぐりきてくれた命たち たくさんの命たち 今度は君たちのた…
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コアラ④ 「コアラと汚部屋というかゴミ屋敷」

 コアラの部屋は汚部屋というかゴミ屋敷です。まだ「汚部屋」という言葉が一般的になるずっと前のことだったので、ある意味コアラは時代の最先端を歩いていたことになります。  コアラは独身で教員住宅に住んでいます。コアラは他人を家に入れることがほとんど無かったので、その生態はベールに包まれていました。ただ、用事があって訪ねていった人が「家に入…
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コアラ③ 「コアラとシーホーク」

コアラも三本目になりますと、いろいろと反響というものが少しは出てきます。ほとんどは「これはワシのことですか」という苦情です。  この際だからはっきり言っておきましょう。これは私が勝手に考えた物語、フィクション、創作であります。実在の人物ではありませんのでご了解いただいたらと思います。  世の中がミレニアムとかで盛り上がっている頃…
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コアラ② 「コアラ対モモンガ」

コアラは他の動物が嫌いです。というか敵意がエスカレートして攻撃に転じることがありますので、周りの者は注意が必要です。  9月の運動会も押し迫った穏やかな午後のことでした。  この地区では、小学校と中学校が一緒に運動会をすることになっており、当然小中学校が一緒に練習をすることもありました。  この春に転勤してきたばかりの僕は、初…
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コアラ①  「コアラと○HK」

コアラは○HKが嫌いです。  こちろん受信料を払うことなんか微塵も考えていません。そこでしつこいことでは有名な○HKの集金係の方々との攻防が風物詩となっておりました。  コアラはこう見えても某公立中学校の数学の教員です。公務員にとっては何かと風当たりの強いご時世ですが、B型でマイペースで空気の読めないコアラにとってはどこ吹く風の…
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月冬

張りつめた光の糸が 静かな夜を照らしている 寒い寒い月夜のことで 静かな静かな冬の夜のことで 張りつめた冷たい空気が 静かな夜を包んでいる 蒼い蒼い月夜のことで なぜか安らかな冬の夜のことで 驚くほど澄みきった真冬の月の夜
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夕陽の中で

夕陽の中で僕たちは 互いの気持ちを確かめた 夕陽の中で手をつなぎ 空に向かって歩いてた 夕陽の中でいつもより きれいに見えた君だった 夕陽の中はどこまでも 茜の空が続いてた そんな景色が懐かしい そんな景色が懐かしい 夕陽の空が悲しくて いつものように背を向けて
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深夜便

こうして一人で 異国の歌を聴きながら 過ごす静かな夜が大好きです こうしてあてもなく ラジオの声を聞きながら 過ごす週末の夜が大好きです そうして少しだけ 君とのことを思い出します それから今でも 君のことが愛おしくなるのです 今でも愛おしくなるのです
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春訪

まだ真冬だというのに ふと春の匂いが 横切っていくことがあって たしかに気配が 春に向かって歩き始めている まだ睦月だというのに ふと紅い夕日に ときめくことがあって たしかに心は 春の向かって動き始めている そんな季節が大好きだった そんな季節が過ぎ去っていた
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歩きはじめるとき

何度転んでも 立ち上がってやる 何度やられても 耐え抜いてやる そこに僕がいて命がある限り 決してあきらめない 僕が歩きはじめるとき 何を失っても 恐れはしない 何を言われても 笑い返してやる そこに明日があり朝が来るかぎり 決して逃げ出さない 僕が歩きはじめるとき
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8月15日

あの頃はお盆の夜 兄が帰省し 父と母と妹と 僕と家族は この部屋に集い おじや叔母もいて にぎやかな宴だった 線香の煙が 盆提灯にゆれていた ただそれだけを ただそれだけを憶えている この夏のお盆の夜 兄が他界し 父と母と妹と 僕は遠い所にいる家族を思い たった一人の部屋で 思い出を探っている 線香…
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白い夢

白い光の中だった 夏の景色の夢だった 確かに君がそばにいた そんな静かな午後だった 青い日差しの午後だった 夏の水辺の影だった 確かに君の声がした こんなまぶしい午後だった あなたにずっとあいたくて あなたを何度も思いだし 楽しい夏を思いだし それは悲しい夏の夢 それはせつない白い夢 真夏の午後の白…
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シャムシャム・シャムシャム

シャムは痛くてなきました 寒くて怖くてなきました お腹がすいてなきました 冷たい雨になりました 秋の日暮れのことでした 小さなシャムに遇いました そっと両手にのせました かなしい根雪のようでした 「シャムは寒いの?」 「さむいの」 部屋の灯りの中でした シャムはムシャムシャたべました 大きなケガがあり…
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